今回は、糖尿病の予防や療養におすすめの食材宅配を、3社に厳選してご紹介します。
糖尿病は、いちど患ってしまうとほぼ治らないとされているため、できることなら避けておきたいものです。
ですが、普段から糖尿病予防の食事をしようとしても、自力での食事制限は不安もありますし限度もありますよね。
そんなときに便利なのが、糖質制限食などを扱っている「食材宅配サービス」です。
食材宅配の糖質制限食は、管理栄養士によって糖質やカロリーはもちろん、そのほかの栄養も整えられています。
そういった食材を、自宅にいながら注文できて、なおかつ宅配までしてくれるので非常に助かります。
しかしいざ、糖尿病の方に向けて食材宅配を選ぶとなると、どういった点に注意して選べばよいのかわからないですよね?
また、すでに糖尿病を発症してる方が利用しても大丈夫なのでしょうか?
そこで今回は、糖尿病の予防や療養におすすめの食材宅配を、3社に絞ってご紹介します。
さらに、糖尿病の予防や療養に向いている食材宅配を選ぶ際のポイントや、注意点についての解説もしているので、併せて参考にしてみてください。
目次
糖尿病の食材宅配サービスおすすめ3選
ウェルネスダイニング
「ウェルネスダイニング」は“栄養制限食を専門”としている食材宅配で、糖質や塩分はもちろんのこと、ダイエットにも効果的な栄養バランス食などがあるのでおすすめです。
ウェルネスダイニングでは糖尿病に効果的な食事(弁当類)と共に、「カロリー&糖質制限料理キット」という食材(料理キット)の宅配もしています。
「カロリー&糖質制限料理キット」は常駐の管理栄養士により、献立の糖質を1食15g以下に抑えています。
加えてカロリーは、茶碗1杯のごはんと食べたとしても1食500kcal以下になるよう、240kcalに調整しています。
さらに食事制限を少しでも気楽に続けられるように、主菜には肉・魚類を中心に使っており、献立も和洋中の豊富なバリエーションを用意しています。
また、お試し専用のサービスは特にないのですが、“初回注文のみ送料無料”で購入できる特典があります。
なお、下記に当てはまる方は糖質制限に十分な注意が必要としているため、該当する方は利用前に必ず担当医師とご相談ください。
・経口血糖降下剤の内服/インスリン注射をしている方
・腎障害/活動性の膵炎/肝硬変の方
・機能性低血糖の方
【料金/基本情報】
カテゴリー | 料金(税込) |
入会・年会費 | 無料 |
品数/料金 | 料理キットタイプ:4コース お弁当タイプ:6コース |
お試しセット | なし ※「カロリー&糖質制限料理キット」初回注文特典 1人前/7食:5,184円+送料無料 1人前/14食:10,260円+送料無料 2人前/7食: 10,260円+送料無料 |
摂取量 (1食あたり) |
糖質:15g以下 カロリー:240kcal(±10%) 塩分:2.5g以下 |
送料 | [全国一律] 都度注文:770円 定期注文/1人前/14食:385円 定期注文/2人前/7食:無料 |
配送エリア | 日本全国 ※離島など一部地域を除く |
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わんまいる
「わんまいる」は、栄養バランスが優れているため病院の健康改善プログラムにも採用されている、「健幸ディナー」があるのでおすすめです。
「健幸ディナー」は糖質制限用ではありませんが、1セット(5食分)の平均が糖質30g以下/塩分3.5g以下/カロリー400kcalと低く、栄養バランスが整った料理キットです。
加えて調理は、湯せんまたは流水で約5分程度解凍するだけで、主菜1品+副菜2品が簡単にできあがります。
そのように、時短調理でバランスの良い食事がとれるため、筑波大学附属病院にて「健康改善プログラム」に採用されています。
また献立も豊富で、1セット週5日間の内に焼魚/煮魚/和風/洋風/中華風の5種類を愉しむことができます。
【料金/基本情報】
カテゴリー | 料金(税込) |
入会・年会費 | 無料 |
品数/料金 | 食材メニュー:1コース |
お試しセット | 「健康ディナーセット」 4,780円相当→3,980円+送料 |
摂取量 (1食あたり) |
糖質:30g以下 カロリー:400kcal(±10%) 塩分:3.5g以下 |
送料 | 北海道・沖縄・一部離島以外:935円 北海道・沖縄・一部離島:2,145円 |
配送エリア | 日本全国 ※離島など一部地域を除く |
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ヨシケイ
「ヨシケイ」は、糖質制限用のメニューはありませんが、すべてのメニューで専属の管理栄養士が献立を監修しており、糖尿病予防に効果的な食事としておすすめです。
特に「すまいるごはん:プチママ」コースは、以下のように全体的な栄養バランスが優れています。
【1食あたりの摂取量比較表】
摂取基準 | 活動レベル 普通女性 |
プチママ |
カロリー | 666.6kcal | 393.3kcal |
タンパク質 | 16.7g | 23.7g |
炭水化物 (糖質) |
106g | 23.7g |
脂質 | 16.7 | 2.16 |
塩分 | 21.3g | 3.3g |
以上のように、カロリーと炭水化物(糖質)が特に優秀で、炭水化物だけで見ると摂取基準の4分の1以下となっています。
そのためヨシケイの「プチママ」は、糖尿病の療養食としては難しいですが、“予防食”としては糖質制限に効果的な料理キットと言えます。
またヨシケイでは、“食事(お弁当)”宅配も行っており「ヘルシーミール」がおすすめです。
「ヘルシーミール」も糖質制限に効果的で、1食あたり:カロリー240kcal(±10%)/糖質15g以下/塩分2g以下の献立が、レンチンするだけで食べられる冷凍弁当となっています。
【料金/基本情報(例:ヨシケイ東京)】
カテゴリー | 料金(税込) |
入会・年会費 | 無料 |
品数/料金 | 料理キット:8コース 冷凍弁当:3コース |
お試しセット | 「お試し5deys プチママ(5日間)」 2人用:6,000円相当→3,000円(送料無料) 3人用:7,500円相当→4,500円(送料無料) 4人用:9,590円相当→6,000円(送料無料) |
摂取量 (1食あたり) |
炭水化物(糖質):23.7g以下 カロリー:393.3kcal 塩分:3.3gg以下 |
送料 | 無料 |
配送エリア | 日本全国 ※離島など一部地域を除く (※地域のヨシケイで内容が異なる場合があります) |
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糖尿病の食材宅配の選び方
管理栄養士が監修している
メニューの献立を、“管理栄養士”が監修または考案している食材宅配を選ぶと良いでしょう。
当然ながら、糖尿病向けの食事には細かい栄養計算が必要です。
従って、栄養バランスに配慮した食材宅配には必ずと言っていいほど、管理栄養士が携わっています。
そのため食材宅配のメニュー監修・考案に、管理栄養士が関わっているかを確認しましょう。
細かく糖質・カロリーが計算されている
糖尿病向けの食材宅配を選ぶ際は、カロリーや糖質などが細かく計算されていている食材宅配にしましょう。
糖尿病の予防、または療養を意識するのであれば、普段の食事から糖質やカロリーを制限しなくてはなりません。
そのため糖尿病向けの食材宅配を選ぶ際は、1食あたりのカロリーと糖質が細かく計算されていている食材宅配が必須です。
加えて公式サイトなどで、最低でも1食あたりのカロリー/糖質/食塩相当量(塩分)まで記載しているのが望ましいですね。
献立が豊富
糖尿病向けの食材宅配を選ぶ際は、豊富な献立を扱っているところを選ぶようにしましょう。
糖尿病の予防、または療養を目的とした食事は長期で必要になることが多いです。
従って、いくら栄養バランスの良い食事でも、用意されている献立が少ないと食べ飽きてしまう恐れがあります。
そうなると、ただでさえ食事に関して我慢することが増えるのに、食べ飽きてしまった献立でループされると精神的にしんどいですよね。
そのため、食材宅配サービスで扱っている献立は何種類あるのかを、ざっくりでもいいので確認しておきましょう。
ちなみに長期的な利用になる場合は、1日1食程度は食材宅配を使うことになると思うので、最低30種類以上の献立を扱っているところが良いでしょう。
必ず担当医師と相談
病院で糖尿病と診断され、“療養食”として食材宅配の利用を考えている方は、必ず担当医師と相談してください。
独断で食事療法を行うのは、合併症のリスクが高まるうえに、最悪は命に係わる危険性があります。
事前に、どこの食材宅配を利用するのかを調べるまでは問題ありませんが、希望の食材宅配が絞れてきたら、担当医師に利用の判断を仰ぐようにしましょう。
もしくは医師の方に直接、「良い食材宅配はあるか?」と訊いてみるのも良いかも知れませんね。
【糖尿病】食材宅配サービスおすすめ3選!食事管理に便利か徹底比較!まとめ・感想
今回は、「糖尿病」におすすめな食材宅配を3社に絞ってご紹介しました。
個人的には、“制限食を専門”としている「ウェルネスダイニング」が一番いいのではないかと思っています。
とはいえ、糖尿病の食事は「予防」と「療養」で大きく変わってきます。
そのためくどいようですが、糖尿病の予備軍とされている方や、すでに糖尿病と診断されている方は必ず医師と相談のうえ、食材宅配を選ぶようにしてください。
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