今回は、水まんじゅうの介護食おすすめ簡単レシピ3選と、材料や柔らかく作るポイントについてご紹介します。
高齢になると、食事の準備が億劫になったり、食事をすること自体に煩わしさを感じることがあるかもしれません。
また噛むことや飲み込むことが困難になり、食事をする楽しみを感じられない方もいらっしゃることでしょう。
しかし、おやつには楽しみをもたらしてくれるとともに、食事で補いきれない栄養を補助する役割もあります。
のど越しがよく、嚥下しやすい水まんじゅうはそんなおやつのひとつです。
そこで、高齢者の方むけの水まんじゅうのレシピにはどのようなものがあるでしょうか?
また、材料や柔らかく作るポイントはどのようなことでしょうか?
今回は、水まんじゅうの介護食簡単レシピと材料、柔らかく作るポイントについてご紹介します。
目次
水まんじゅうは介護食におすすめ!
水まんじゅうはのど越しがよく、さっぱりしているので、飲み込みに難しさを感じる方もおいしく味わえるので介護食としてもおすすめです。
さらに基本的な材料は水、砂糖、片栗粉、あんこと用意しやすいものなので、手軽といえます。
またあんこのもととなる小豆には食物繊維やポリフェノールなどが含まれているので、通常の食事では摂取しきれなかった栄養素を補うことが期待できます。
小さく切ったフルーツなどを入れることで見た目も涼し気になるので、食べることに喜びを得られ、おろそかにしがちなおやつの時間も楽しみになりそうです。
水まんじゅうの介護食おすすめ簡単レシピ
簡単!片栗粉で水まんじゅう
- 片栗粉 20グラム
- 水 200cc
- あんこ 10グラム
- 砂糖 10グラム
- 片栗粉、水、砂糖を鍋に入れ、よく混ぜる。
弱火~中火にかけて、透明になるまで混ぜる。 - ドロッとした状態になったら、火からおろす。
- おちょこのような小さな器に2を少し入れる。
- あんこを入れる。
- あんこの上から、2を入れる。
- 氷の中で30分ほど冷やす。
出典:クックパッドhttps://cookpad.com/recipe/3347858
簡単!!片栗粉で作る水まんじゅう
- 片栗粉 大さじ3
- 砂糖 大さじ1
- 水 200cc
- こしあん(市販品) 50~60グラム
- みかん缶 12切れ
- 鍋に片栗粉、砂糖、水を入れてよく混ぜる。
弱火にかけ、ゆっくりかき混ぜ、とろみをつける。 - 粘りが出てまとまり、透明になったら、火からおろす。
- 温かいうちに型の半分くらいまで生地を入れる。
- 12等分にして丸めたこしあんとみかんを真ん中に置く。
- 上から生地をかぶせ、冷蔵庫で1時間ほど冷やす。
出典:https://cookpad.com/recipe/6175130
簡単フルーツみずまんじゅう
- 水 500cc
- ゼラチン 10グラム
- 砂糖(上白糖) 大さじ2
- 片栗粉 大さじ4
- 水ようかん 2個
- フルーツ缶詰 3分の1~2分の1
- 500ccの水からゼラチン分として20ccくらいとり、ゼラチンをふやかす。
水ようかんは1センチくらいに切る。 - ぐいのみのような小さい容器の3分の1くらいまで水ようかん、フルーツを入れる。
- 1の残りの水、砂糖、片栗粉を混ぜ、火にかける。
のりのような状態になり、鍋の底から水蒸気があがるようになるまで加熱する。 - 火を止めたら、ゼラチンを混ぜ、2に流し入れて氷水で冷やす。
出典;:https://cookpad.com/recipe/5123632
水まんじゅうの介護食レシピのポイントと注意点
生地をよくかき混ぜる
片栗粉、水、砂糖をしっかり混ぜないとダマになってしまうので、火にかけながらよく混ぜることが重要です。
生地の透明度にも気をつけ、粉が残らないように注意します。
咀嚼の難しい方にとってのど越しのよさ、つるんとした食感は、食事における大事なポイントになるので、最初の工程をしっかりこなすことが重要になります。
冷やしすぎない
冷やしすぎると硬くなってしまうので、硬さと時間に気をつけながら仕上げることが重要です。
硬くなってしまうと高齢者の方にとって食べづらいだけでなく、本来の風味を失うことにもなります。
氷水や、室温にもよりますが自然の状態で冷ますのも硬くならないようにするにはおすすめです。
水まんじゅうの介護食おすすめ簡単レシピまとめ・感想
今回は高齢者の方に向けた水まんじゅうの作り方についてご紹介しました。
お菓子を作ることは一見面倒に思えますが、用意する材料は少なく、水まんじゅうなら身近にあるものばかりなので、手軽だということがわかりました。
また季節のフルーツを入れれば、見た目の楽しみ、季節感を味わうことができると思います。