今回は介護食用の八宝菜の簡単レシピや、材料や作り方の注意点についてご紹介します。
高齢になって、食事のための買い物や献立を考えることから調理に至るまで、料理全般について煩わしく思う方が増えているかもしれません。
また塩分の摂りすぎなどが心配で、以前好きだったメニューを避けてしまう傾向にある方もいらっしゃるでしょう。
そんなとき、八宝菜は野菜をたくさん摂るのに好都合なメニューの一つとも言えますが、高齢者むけの八宝菜の作り方にはどのようなものがあり、必要な食材、注意点にはどんなことがあるでしょうか?
今回は介護食用の八宝菜の簡単レシピと、材料や作り方についてご紹介します。
目次
八宝菜が介護食におすすめの理由
八宝菜は野菜が豊富に含まれているので、偏った食事になりがちな高齢者の方にはおすすめです。
白菜、にんじんなど、身近で栄養のある食材で調理できるので、献立を考えることが難しい方にも手軽な一品です。
多めに作ることにより、家族と取り分けることもできるので、介護をする方にとっても便利な料理です。
八宝菜の介護食手作り簡単レシピ
介護食 八宝菜
- やわらかいか 30グラム
- やわらか小エビちゃん 50グラム
- 合いびき肉 50グラム
- 玉ねぎ(スライス)50グラム
- 白菜 40グラム
- にんじん 20グラム
- サラダ油 大さじ1
- 鶏ガラスープ 1カップ
- 酒 大さじ1
- 醤油・砂糖 各小さじ1
- 塩・こしょう 適量
- 片栗粉+水 適量
- やわらかいかを短冊切りにする。
- 玉ねぎをスライス、にんじんをいちょう切り、白菜を2センチに切る。
- フライパンに油をひく。
ひき肉と2の野菜を炒め、鶏ガラスープを加え、煮る。 - やわらかくなったところで、いか、小エビを入れ、調味料を加え、煮る。
- 水溶き片栗粉でとろみをつける。
出典:https://cookpad.com/recipe/3381342
老人向け♪やわらか八宝菜
- 白菜 2センチ
- ウインナー 2本
- だいこん 1センチ幅の半分
- にんじん 2センチ幅の半分
- オクラ 2本
- パプリカ(赤・黄色)8分の1ずつ
- さやいんげん 2本
- 鶏ガラスープのもと 適宜
- 塩・こしょう 2~3振り
- 水 適宜
- 片栗粉 適宜
- 食材を食べやすい大きさに切る。
- 鍋に材料を入れ、材料が浸るくらいの水をはり、ゆでる。
- 硬めの食材がやわらかくなったら、鶏ガラスープのもと、塩・こしょうを入れて混ぜ、煮る。
- 片栗粉を水に溶きつつ入れ、好きな硬さにし、器に盛る。
出典:https://cookpad.com/recipe/5479077
減塩・激うま!八宝菜!
- しろさけ(水煮缶詰) 60グラム
- 白菜 40グラム
- えび 20グラム
- しょうが 1グラム
- 青梗菜 10グラム
- きくらげ(乾燥)3グラム
- にんじん 10グラム
- 中華だし 1グラム
- 薄口しょうゆ 2グラム
- 片栗粉 2グラム
- ごま油 2グラム
- 食材を食べやすい大きさに切り、きくらげを水に戻す。
- 白菜、にんじん、青梗菜を鍋に入れて、ごま油と炒める。
- 火が通ってきたところで、えび、水(100ml)を入れる。
中華だし、薄口しょうゆを加え、蓋をして煮込む。 - 煮えてきたところで、片栗粉でとろみをつける。
- お好みでごま油を入れる。
出典:https://cookpad.com/recipe/6491912
八宝菜の介護食レシピのポイントと注意点
食材をやわらかくする
白菜やにんじんなどの硬めの食材は噛んだり、飲み込みづらいので、通常よりもやわらかくゆでたり、切り方を工夫することで、咀嚼に自信のない方でも安心して食べられるようにします。
たとえば、白菜はやわらかい葉先の部分を使用し、つぶせるくらいにしたり、細かく刻むことで、喉につまらせるなどの危険を減らすことができます。
脂質や塩分に気をつける
八宝菜に多用される肉の脂や調味料の塩っぽさは人によっては体に負担になることもあるので、高血圧や糖尿病の方でも安心して食べられるような工夫が必要です。
八宝菜は野菜が多く摂れるのが特徴なので、肉を少なめにして野菜を多めに入れ、野菜本来のうまみを生かすのも一つです。
肉を使うときは豚もものような他の部位よりもカロリーが抑えられた肉を使うのもよいかもしれません。
介護食用八宝菜おすすめ商品「なめらか定食 八宝菜」
値段:310円~
噛む必要のないペースト状なので、咀嚼の難しい方でも安心して食べられます。
また八宝菜なのでしっかりたくさんの野菜で栄養を取ることが出来ます。
八宝菜の介護食おすすめ簡単レシピまとめ・感想
今回は高齢者むけの八宝菜のおすすめレシピや材料、注意点についてご紹介しました。
年齢問わず野菜が不足しがちですが、八宝菜ならその悩みも改善されます。
野菜の切り方、ゆで方にひと手間加えることで、高齢者の方も安心して食べることができ、家族とも同じ食事をとれるという点でも重宝なメニューだと思いました。