介護食を作るとき、一般的におかゆ食を作ることが多いかと思います。
ですが、フードプロセッサーなどを使っておかゆ食を毎食作ることは大変です。
そんな、おかゆ食を作るのが面倒な時に、おすすめの介護食宅配は?
ということで今回は、おかゆ食のような食べやすい介護食宅配を調べてみました。
おかゆ介護食宅配おすすめは「やわらかダイニング」!
やわらかダイニングがおすすめの理由
やわらかダイニングがおすすめの理由は、おかゆ食のような嚥下機能が低下した、高齢者でも食べやすい介護食が3種類あることです。
やわらかダイニングのコース | やわらかさ |
ちょっとやわらかめ宅配食 | 食材を小さく切ってあり、程よいやわらかさ かたい物や大きい物がやや苦手な方向け |
かなりやわらかめ宅配食 | お箸ですっと切れるやわらかさ 飲み込みやすさにも配慮 |
ムースやわらかめ宅配食 | お箸ですっと切れるやわらかさ 飲み込みやすさにも配慮 |
また、他者と比較しても、介護食宅配でおかゆ食のようなやわらかい弁当のコースは色々選べますが、1コースのみとなっています。
介護宅配サービス名 | やわらか介護食種類 |
やわらかダイニング | 3コース |
つるかめキッチン | 1コース |
食宅便 | 1コース |
いたわり食堂 | 1コース |
まごころケア食 | 1コース |
この表からも分かるように、他社と比較してもやわらかさの種類が3種類あるため、「噛む力」や「飲み込む力」が弱くなっている人でも食べやすい介護食宅配がありおすすめです。
やわらかダイニングのメリット
やわらかダイニングの1番のメリットは、上記でも書いたようにおかゆ食のようなやわらかい食事が3段階に細分化されていて尚且つ宅配のお弁当で簡単に提供出来ることです。
(画像引用元:https://yawaraka-dining.com)
そのため、咀嚼機能の低下した人向けの細かく刻んだきざみ食から、嚥下機能が低下した人向けのおかゆ食のようなペースト状の嚥下食まであり、利用者の食べれる力に合わせて介護食を選ぶことが出来ます。
このように介護食を選べるのは「やわらかダイニング」だけです。
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やわらかダイニングのデメリット
やわらかダイニングは高齢者や噛む力、飲み込む力が弱くなってきた人向けの介護食なので、糖質制限や、塩分ケア、たんぱく調整食などといったメニューはありません。
そのため噛む力、飲み込む力などが十分にあって、塩分や、糖質を制限した食事に重点を置きたい場合は他社のサービスを検討する方がいいでしょう。
やわらかダイニングのメニュー
やわらかダイニングのメニュー例は以下となっており、3段階で柔らかさのコースとなっています。
(画像引用元:https://yawaraka-dining.com)
一般的におかゆ食を作ることは手間が掛かり、パターン化してきますがやわらかダイニングでは、豊富な種類と栄養バランスが取れた食事を宅配食で得ることが出来ます。
やわらかダイニングは全てのメニューに「見た目・味・栄養」をこだわった食事を提供しています。
ムースやわらか宅配食以外は主菜1品+副菜3品、ムースやわらか宅配食は主菜1品+副菜2品で、品数もしっかりあります。
噛む力・飲み込む力が弱くなってきて、「食事が楽しくない…」とお悩みの方に配慮された食事になっています。
やわらかダイニングの使い方・方法
- ホームページから好きな商品を選んで「カゴへ入れる」ボタンを押します。
- ショッピングカート画面で、選んだ商品と金額を確認し、間違いがなければ「購入手続きへ進む」ボタンを押します。
- 買い物に必要な情報を入力し、支払い方法を選択します。
- 間違いがなければ「この内容で注文する」ボタンを押して注文完了です。
- ご注文から5日前後でお届きます。
- 届いた食事を電子レンジで温めるだけ
支払方法は、「郵便振替・コンビニ払い(後払い)」「代金引換」「クレジットカード払い」が選べます。
賞味期限は冷凍3ヶ月以上と長期保存が可能ですので、食事を作れない時のための常備食としても活躍します。
やわらかダイニングの料金
コース名 | 通常料金 | 定期料金 | 送料 |
ちょっと柔らかめ宅配食 | 7食:4600円 14食:9100円 21食:13500円 |
7食:4600円 14食:9100円 21食:13500円 |
初回無料 通常:700円 定期:350円 |
かなり柔らかめ宅配食 | 7食:5200円 14食:9900円 21食:14800円 |
7食:5200円 14食:9900円 21食:14800円 |
初回無料 通常:700円 定期:350円 |
ムースやわらか宅配食 | 7食:5200円 14食:9900円 21食:14800円 |
7食:5200円 14食:9900円 21食:14800円 |
初回無料 通常:700円 定期:350円 |
定期便を利用すると、通常700円の送料が半額の350円になります。
また、定期便のお届け内容の変更やお休は次のお届け日の1週間前までに電話で伝えるだけで大丈夫です。
定期便を始めたらやめられないということはないのでご安心ください。
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ソフト食な介護食宅配の選び方
介護食の区分
介護食には高齢者の「噛む力」「飲み込む力」に合わせて、硬さや粘度で区分されています。
そのため、まず介護される方の「噛む力」「飲み込む力」を知り、どの区分に属しているのか知る必要があります。
そんな硬さや粘度で区分は、市販の介護食に多い、ユニバーサルデザインフードの区分を説明していきたいと思います。
- 区分1 容易にかめる
- 区分2 歯茎でつぶせる
- 区分3 舌でつぶせる
- 区分4 かまなくても良い
それでは、下記にてユニバーサルデザインフードの区分を紹介していきます。
介護食の区分1 容易に噛める
飲み込む力は問題なく、硬いものや大きいものが食べづらい程度であれば、ほぼ通常の食事が食べられる方用の介護食のことを指します。
- 飲み込む力の目安:飲み込む力は問題なし
- 噛む力の目安:硬いものや大きいものが少し食べづらい程度
介護食の区分2 歯茎でつぶせる
食べ物によって飲み込みづらい食べ物があり、区分1よりやや柔らかめのご飯やおかずが必要で、歯のない方が入れ歯を外しても簡単につぶせる柔らかさの介護食を指します。
- 飲み込む力の目安:食べ物によって飲み込みづらい
- 噛む力の目安:硬いものや大きいものが食べづらい
介護食の区分3 舌でつぶせる
水やお茶等の水分が飲み込みづらいこともあり、ご飯をお粥、おかずにとろみををつけたりと、舌で簡単につぶせるぐらいの柔らかく、原型がほとんど無くなる介護食を指します。
- 飲み込む力の目安:水やお茶等の水分が飲み込みづらいこともある
- 噛む力の目安:細かく柔らかければ食べれる
介護食の区分4 噛まなくても良い
食事の固形物が飲み込みづらく、ご飯はミキサー、おかずも粒がないペースト状であることが必要がある方用の介護食を指します。
- 飲み込む力の目安:固形物は小さくても食べづらい
- 噛む力の目安:水やお茶がのみづらい
介護食の種類
介護食は柔らかくする方法として5つの種類があります。
そこで今回は柔らかくする方法として5つの種類を以下に説明していきます。
ミキサー食
食べ物をミキサーにかけて液体状にしたもので、食べ物を噛むことできない人、嚥下障害がある人、寝たきりの人に向いています。
ミキサー食は噛む必要がなく、飲み込むだけなので、消化器官への負担が軽減でき、液体状なので素早く栄養が吸収できるメリットがあります。
流動食
重湯や具なしのスープ、葛湯、果汁等の液状の食事で、咀嚼や嚥下力が落ちている人、病気で消化吸収力が弱っている人に向いています。
流動食はミキサー食よりもさらに消化器官への負担がかからない食事です。
ただ、ミキサー食に比べてエネルギーや栄養素が少ない点がデメリットです。
ソフト食
歯茎や舌で簡単につぶせる程度の柔らかさに調理した食事で、歯がない人や入れ歯の人に向いています。
普通の食事よりも長く煮込んだり炊いたりして柔らかくし、歯がない人が噛まなくても良い程度までソフトに仕上げた食事にしています。
とろみ食(ゼリー食)
食材を柔らかくして細かく刻んだものに、片栗粉やくず、市販のとろみ剤でとろみをつけたり、ゼラチンでゼリー状にした食事で、飲み込む力が弱い人や嚥下障害がある人に向いています。
とろみ食(ゼリー食)はのどごしが良いので、飲み込む力が弱くてもつるん・スッと
きざみ食
食べ物を調理前に細かくカットしたり、刻んだりしたもので、飲み込む力はある程度ありながら、入れ歯等で噛みにくいという人に向いています。
野菜は煮込む前に細かく刻み、肉は調理後に刻んだりと文字通り刻み、魚は焼いた後に骨を取り除いてから潰してペースト状にします。
介護食宅配の費用
介護食宅配の費用は様々ですが、以下の宅配サービス業者の値段は以下となっています。
介護食宅配サービス名 | 通常料金 | 定期料金 | 送料 |
やわらかダイニング | ちょっと柔らかめ宅配食 7食:4600円 14食:9100円 21食:13500円 かなり柔らかめ宅配食 7食:5200円 14食:9900円 21食:14800円ムースやわらか宅配食 7食:5200円 14食:9900円 21食:14800円 |
ちょっと柔らかめ宅配食 7食:4600円 14食:9100円 21食:13500円 かなり柔らかめ宅配食 7食:5200円 14食:9900円 21食:14800円ムースやわらか宅配食 7食:5200円 14食:9900円 21食:14800円 |
初回無料 通常:700円 定期:350円 |
わんまいる | お試しコース(5食)3223円 通常コース(5食)4260円 |
5食:3686円 | 通常850円(税込935円) ※北海道、沖縄県への配送:1,950円(税込2,145円) |
つるかめキッチン | 糖質制限気づかい御膳 7食:6680円 14食:12700円 21食:19046円 塩分制限気づかい御膳 7食:6680円 14食:12700円 21食:19046円たんぱく&塩分制限気づかい御膳 7食:7100円 14食:13500円 21食:19900円カロリー制限気づかい御膳 7食:6680円 14食:12700円 21食:19046円つるかめバランス栄養御膳 7食:6450円 14食:12200円 21食:17950円つるかめやわらか御膳 7食:6900円 14食:13100円 21食:19300円 |
糖質制限気づかい御膳 7食:4800円 14食:9100円 21食:13300円 塩分制限気づかい御膳 7食:4800円 14食:9100円 21食:13300円たんぱく&塩分制限気づかい御膳 7食:5100円 14食:9700円 21食:14200円カロリー制限気づかい御膳 7食:4800円 14食:9100円 21食:13300円つるかめバランス栄養御膳 7食:4600円 14食:8800円 21食:12900円つるかめやわらか御膳 7食:4900円 14食:9400円 21食:13800円 |
無料 |
食宅便 | おまかせコースA、Bセット(7食):3920円 低糖質セレクトA、B(7食):3920円 塩分ケア おかず7食A、B:4340円 カロリーケア1200 おかず7食A~E:4340円 カロリーケア1600 おかず7食A~E:4340円 たんぱくケア おかず7食A~G:4340円 やわらかい食事(あいーと)A、B、Cセット:4406円 |
おまかせコースA、Bセット(7食):3920円 低糖質セレクトA、B(7食):3920円 塩分ケア おかず7食A、B:4340円 カロリーケア1200 おかず7食:4340円 カロリーケア1600 おかず7食:4340円 たんぱくケア おかず7食:4340円 やわらかい食事(あいーと)A、B、Cセット:4406円 |
390円 ※代金引換払いは1梱包(2セットまで)につき代金引換手数料320円 |
いたわり食堂 | 7食セット:5200円 14食セット:10200円 21食セット:15000円 |
7食セット:4500円 14食セット:8800円 21食セット:12900円 |
初回:無料 単品注文:700円 定期便:350円 |
まごころケア食 | 健康バランス 7食セット:3980円 10食セット:5200円 14食セット:6480円 21食セット:9480円カロリー調整食 7食セット:3980円 14食セット:6480円 21食セット:9480円糖質制限食 7食セット:3980円 14食セット:6480円 21食セット:9480円塩分制限食 7食セット:3980円 14食セット:6480円 21食セット:9480円たんぱく調整食 7食セット:4200円 14食セット:6880円 21食セット:9880円やわらか食 7食セット:4600円 14食セット:7880円 21食セット:11480円 |
健康バランス 7食セット:3800円 10食セット:5020円 14食セット:6300円 21食セット:9300円カロリー調整食 7食セット:3800円 14食セット:6300円 21食セット:9300円糖質制限 7食セット:3800円 14食セット:6300円 21食セット:9300円塩分制限 7食セット:3800円 14食セット:6300円 21食セット:9300円たんぱく調整食 7食セット:4020円 14食セット:6700円 21食セット:9700円やわらか食 7食セット:4420円 14食セット:7700円 21食セット:11300円 |
無料 ※沖縄県及び一部地域を除きます |
ワタミの宅食ダイレクト | 塩分カロリーケアコース(4食):2224円 おまかせコース(4食):2668円 |
塩分カロリーケアコース(7食):3500円 おまかせコース(4食):4200円 |
お試しセット:無料 定期購入:全国一律 800円 |
調べた限りでは、「〇〇制限」の食事となると通常より少し高くなります。
また、送料が有料・無料の場合があり、介護食自体が安くとも、送料が入ると支払う額が他より高くなる場合もあるので注意して下さい。
そして、先程紹介した「やわらかダイニング」は調べた限りでは値段はそこまで高くないので、やわらかさを求める介護食としてはオススメです。
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介護食宅配の注意点
賞味・消費期限を守って食べる
介護食は高齢者向けの食事なので特に食中毒に細心の注意を払っていますが、賞味・消費期限を超えると危険ですので、期限を守って食べて下さい。
また、食べきれずに残りがもったいないと、保存して後で食べようと取って置く場合がありますが食中毒の原因になるので辞めて下さい。
冷凍すれば期限を過ぎても大丈夫ではないで、必ず賞味期限を確認してください。
料金は送料を合わせた値段で考える
宅配弁当サービスによっては、弁当自体が安くとも、配送料・手数料がかかり、実際に払う料金が高くなる場合があります。
お弁当だけでなく、トータル金額で考えるようにしましょう。
手数料などを加えると、意外と高いお弁当になる可能性もあります。
計画的に注文する
注文してから家に届くまで何日かかるかも大切です。
翌日に届くお弁当から、数日後に届けられるお弁当もあります。
食べるペースと納品のペースを考えて、余裕を持って注文するようにしたいですね。
おかゆ食の介護食まとめ・感想
今回はおかゆ食の介護食宅配でおすすめのやわらかダイニングをご紹介しました。
もし試してみたい方がいましたら、初回7食のコースから注文するのがおすすめです。
また、普段5倍粥、全粥などを食べている方は、舌でつぶせるくらいやわらかい「ムースやわらかめ宅配食」から体験してみてはいかがでしょうか。
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