介護食宅配の流動食口コミランキング4選! 評判や料金(価格)で徹底比較!

今回は宅配される介護食のうち、噛まなくても食べられる流動食がテーマです。

 

誰でも高齢になるに従い、噛んだり飲み込んだりする力が衰えてきますよね。

そんなとき役に立つ宅配の流動食にはどんなものがあり、どんなものを選べばよいのでしょうか?

 

ということで今回は、介護食宅配の流動食の探し方や評判のサービスについて説明していきます。

介護食宅配弁当の流動食の選び方

介護食の流動食を選ぶときは、「大きさ」「かたさ」「とろみ(粘度)」に配慮した4つの区分したユニバーサルデザインフード(UDF)と呼ばれる自主規格を基準として選ぶのが良いです。

 

ユニバーサルデザインフード(UDF)とは、介護食品メーカーでつくる日本介護食品協議会が高齢者向けの食事を選ぶ人のために作られた自主規格です。

このUDFは「大きさ」「かたさ」「とろみ(粘度)」に配慮した4つの区分で分けられており、この基準から自分はどの柔らかさが適切なのか選んでみてください。

 

そんな、UDFの基準は以下に分けられていますので、ご参考にしてください。

区分1:容易にかめる
状態:かたいものや大きいものは食べづらい。普通に飲み込める。
食事例:普通~やわらかめのご飯、やわらかい肉じゃが、厚焼き玉子

 

区分2:歯ぐきでつぶせる
状態:ものによっては飲み込みづらいことがある。
食事例:やわらかめのご飯~全がゆ、具材が小さくてやわらかい肉じゃが、だし巻き卵

 

区分3:舌でつぶせる
状態:細かくてやわらかければ食べられる。水やお茶が飲みづらいことがある。
食事例:全がゆ、具材が小さくてさらにやわらかい肉じゃが、スクランブルエッグ

 

区分4:かまなくてよい
状態:固形物は小さくても食べづらい。水やお茶が飲み込みづらい。
食事例:ペースト粥、ペースト状にした肉じゃが、やわらかい茶碗蒸し(具なし)

 

介護食宅配弁当の流動食おすすめ

やわらかダイニング

1食あたりの料金  657円~
セット料金 7食セット4,600円~
1食あたりおかずの数 4~5品
配送方法・配送料 ヤマト運輸(冷凍)全国配送
その都度注文、定期購入可能
宅配エリア / 配送日 全国 / 年中無休・曜日指定OK
調理方法 電子レンジ
運営会社   ウェルネスダイニング株式会社

やわらかダイニングは、料理のやわらかさの程度で3つのコースがあるので、食べる方の状態に合った料理を選びたいときにおすすめです。

 

3つのコースは、料理本来の食感を残しつつやわらかい「ちょっとやわらかめ宅配食」、お箸ですっと切れる「かなりやわらか宅配食」、口の中で楽につぶせる「ムースやわらか宅配食」です。

やわらかさのコース

【やわらかさレベル1「ちょっとやわらかめ宅配食」】

  • 固いものや大きいものが食べにくくなってきた人向け
  • 程よいやわらかさで食べ応えも十分
  • 一口サイズで食べやすく工夫

【やわらかレベル2「かなりやわらか宅配食」】

  • 「凍結含浸法」でやわらかく食べやすい
  • お肉や魚も箸で押すとつぶれるやわらかさ
  • 食材によっては、とろみをつけ飲み込みやすく工夫

【やわらかレベル3「ムースやわらか宅配食」】

  • 飲み込む力が弱くなってきた人向け
  • 舌で簡単につぶせるやわらかさ

 

「噛む力や飲み込む力は衰えてきたけれど、食べる楽しみはなくしたくない」と思われる方はぜひ試してみてください。

メニューは豊富で、新メニューも日々開発されていますし、栄養バランスはもちろん彩りも鮮やかです。

 

60歳 女性

最近80代になる義母の調子がいまいちで、咀嚼に困難を感じることが多くなってきました。そんなこともあって、家族とは別に義母用の食事を作っていたのですが、やはり私も仕事をもっているので、限界もあります。

そんなこともあって、最初はちょっと気がひけたのですが、ウェルネスダイニングのやわらかダイニングを注文してみることにしました。かなり咀嚼に問題があった義母も、これなら美味しく食べられると満足しています。

引用:クチコミュニティ


37歳 女性

家に寝たきりのおばあちゃんがいます。最近は飲み込みが悪くなったせいか、食べるたびにむせてしまうので、特別な食事にしないといけないかなって考えたいたところ、このウェルネスダイニングのやわらか食が目にとまりました。

確かにまだ咀嚼はできるし、完全に流動食にしてしまうと噛む力が弱まり、急激に全身の機能が衰えるということなので、まだ食べられるうちは食べたほうがいいらしいです。

それでこのやわらかダイニングの食事をすすめてみたところ、本人はとても気にいっています。咀嚼はとっても大事なこと。
食事をすこしやわらかくするだけで食べられるなら、まだまだ大丈夫とほっとした次第です。

引用:クチコミュニティ

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食宅便

1食あたりの料金 560円~
セット料金 3,920円~
1食あたりおかずの数 5品
配送方法・配送料 ヤマト運輸(冷凍)全国配送対応1配送当たり390円
店舗からの配送※地域限定(常温)
宅配エリア / 配送日 全国対応
調理方法 電子レンジ
保存・賞味期限 10ヶ月ほど
運営会社  日清医療食品
お試しの有無 お試しセット税込2,500円(4食)

食宅便には「やわらかい食事」という、歯ぐきでつぶせるやわらかさを目安に調整した、ものが噛めなくなった方向けのコースがあります。

見た目は普通のお食事で、特別な介護料理という印象もなく提供できるので、介護食に飽きたという方にもおすすめできます。

 

また、冷凍の主菜のみ7品セットに加え、新しく主・副菜5品の7食セットも登場しました。

 

食宅便は、病院や福祉施設への食事サービスも手がける日清医療食品が提供する宅配食サービスなので、普通食に加えて塩分やタンパク質、カロリーの調整食もあります。

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メディカルフードサービス

1食あたりの料金 753円~
セット料金 6食セット4,520円~
1食あたりおかずの数 4品
配送方法・配送料 ヤマト運輸クール冷凍便
その都度注文・定期注文
宅配エリア / 配送日 全国対応
調理方法 電子レンジ
運営会社  メディカルフードサービス株式会社
お試しの有無  お試しセット4,520円~(6食)

メディカルフードサービスには、噛む力や飲み込む力が弱い方向けに、凍結含浸法という特許技術で作る「やわらかシリーズ」があるのでおすすめです。

 

「凍結含浸法」とは、酵素の作用で食物を軟化させるもので、料理はやわらかく仕上がり、栄養価の損失も少ないので、ぜひ試してみてください。

 

タケノコのような硬いものでも彩り・風味はそのままに、はぐきでつぶせて味を楽しめるので、噛めなくなった方にも嬉しいですね。

 

メディカルフードサービスの「やわらかシリーズ」は通常の料理のほかに、減塩食と栄養強化食の2種類をそろえているので、塩分を控える必要のある方、エネルギーやタンパク質をしっかりと摂りたい方にも喜ばれます。

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食のそよ風

1食あたりの料金 395円~
セット料金 10食セット3,950円~
1食あたりおかずの数 3品~
配送方法・配送料 冷凍、全国配送
その都度注文、定期購入可能
宅配エリア / 配送日 全国
調理方法 電子レンジ
運営会社  株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ

食のそよ風は、噛む力や飲み込む力が気になり始めた方向けに、素材本来のかたちと味を残したやわらか食「そよ風のやさしい食感」を提供しているので流動食としておすすめです。

 

「そよ風のやさしい食感」はAコースとBコースそれぞれに10食分のセットがあり、特許製法である凍結含浸法を用いて、素材そのもののかたち、味、彩り、香りを残したまま、おいしく仕上がっています。

 

料理は、だしの風味をたっぷり含んでやわらかいので、シニア層だけでなく忙しく働く女性や小さいお子さんにもいいですね。

介護食の種類

普通食
噛む力や飲み込む力が衰えておらず、固いものや大きいものは食べづらいが、まだ普通に飲み込める方向けです。

 

きざみ食
その方の噛む力に合わせて、普通食を細かく刻んで飲み込みやすくしています。
飲み込む力はあるけれど噛む力がない方に向いています。

 

やわらか食・ソフト食
料理を歯ぐきや舌でつぶせるほどのやわらかさにしています。
噛む力や飲み込む力が低下している人、胃腸が悪い人にも向いています。
素材の見た目はそのままに、やわらかく煮込んだり、ムース状にしたりといった工夫がされている食事です。

 

とろみ食・ゼリー食・ムース食・ペースト食
固形物を飲み込みやすくするために、とろみを付けたり、ゼリー状にしたりしたものです。
やわらかいご飯でも小さく切ったおかずでも、固形物は食べづらい、水やお茶も飲み込みづらい、といった方向けになります。
液体も誤嚥を避けるため、とろみを付けてやります。

 

ミキサー食
料理をミキサーにかけて液状にし、さらにとろみを付けるなどして飲み込みやすくして提供します。
噛む力も飲み込む力ともに低下している方に向いている食事です。
家庭で作ると水分が多くなり栄養が十分摂れないことがありますが、食事宅配サービスでは栄養面も配慮されています。

 

介護食宅配サービスの探し方

弁当か総菜か

ご飯など主食も付いた弁当タイプがいいのか、ご飯は自分で用意できるので総菜だけでいいのか、事情に応じて選びましょう。

やわらかさ加減

味や栄養も大切ですが、料理のやわらかさが噛む力や飲み込む力に合ったものかどうかはとても大切です。

 

うまく飲み込めずに誤嚥で窒息したり、噛み砕けないために消化不良になったりするかもしれません。

食べる方に合ったわらかさを提供できるサービスかどうかを考えて選んでください。

メニューの豊富さ

介護食は見た目や食感だけでなく、毎日食べ続けて飽きない豊富なメニューがあるか、味付けに工夫しているかどうかも、大事なポイントです。

毎日の食事が楽しみになるようなサービスに出会いたいですね。

保存方法は

すぐに食べられる常温タイプは、作り立てのおいしさを楽しめます。

冷蔵タイプは冷蔵庫で数日保存できるものから、当日中に食べてしまわないといけないものまであります。

 

冷凍タイプはまとめて注文して長期保存できるので、忙しい方や注文が面倒な方には便利です。

このほか常温で保存できるレトルト食品の配送サービスもあります。

無理のない価格か

介護食の宅配は長期間続くケースが多いので、家計的に無理のない価格帯のサービスであることも大事です。

 

1食あたりの価格だけでなく、ある金額以上の購入で送料が無料になったり、定期購入で送料が半額になったりするので、まとめ買いや定期購入などいろんな価格を見て考えてください。

注文方法は簡単か

インターネットからの注文だけでなく、高齢者の場合は電話注文が簡単にできるかどうかも目配りしてください。

 

一度手続きをすれば定期的にまとめて届けてくれる定期購入もあります。

遠方にいるご家族の方が代わりに手続きをする方法もあります。

受け渡し方法は

配達の人が本人か家人に直接手渡すか、玄関先など所定の場所に置いてもらうか、大まかに二通りの方法があります。

日中不在の家庭は受け取りボックスを貸してくれるサービスがあれば助かりますね。

介護食宅配の流動食口コミランキングまとめ・感想

今回は噛む力や飲み込む力が弱くなった方向けの介護食宅配の流動食について説明しました。

 

野菜など普通の素材を時間をかけて煮込むなどした、手の込んだ介護食を自宅で作るのはとても大変ですよね。

そんなとき、やわらかな介護食を宅配してくれるサービスが大きな力になります。

 

いろんな業者がサービスを提供しているので、利用する方の状態や生活スタイル、好みなどに合わせて選ぶといいでしょう。

 

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